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ノンメタル治療
セラミックスEBM

- 金属に替わる歯科医療材料として着目されている(ノンメタル医療)。
- イオンバランスで生理機能が成り立つ生体にイオン化で体内に流れ続ける歯科金属イオンが直接の毒性以外に重大な内科疾患を起こしている可能性があるはずである(病因に関する問題点)。
- 金属は溶液中で必ずイオン化する(金属のイオン化傾向)。
- 歯科医療で使用される金属は全て金属アレルギー源となる。
- 口腔の粘膜疾患は殆ど全てが原因不明にされているが、ウィルス性以外の全てが免疫低下と虚血性病変であり、金属アレルギー性病変である。細菌感染は二次的に発現するものであり、直接原因ではない。
- 金属の土台(メタルコア)を入れて被せた歯や周りの歯肉・骨は金属イオンの漏出で炎症を起こし黒色変化(金属イオンの集積と慢性炎症)する。
- 金属を被せた歯の周りは、接触性・漏出性に金属反応による慢性的な骨炎歯肉炎を発症し、歯周病が進行する。
- 金属に接触する部位(舌・頬粘膜)は、軟組織の慢性炎症・接触性粘膜炎・慢性舌炎変化を発症している。
- アレルギー検査のひとつにパッチテストがある。歯科金属パッチテストでは、殆どすべての症例で指定金属のすべてが陽性反応ケースとなる。すなわち、慢性的な歯科金属による感査の証明である。
セラミックス ceramics
材料名はセラミック、製品はセラミックスという。
広義には、陶磁器全般をいう。
狭義には、基本成分が金属酸化物。高温の熱処理で焼き固めた焼石体をさす。
近年では、ジルコンのような半導体や炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の成形体・粉末・膜など無機固体材料の総称として用いられる。

誘導性、磁性、光学的な面で高機能をもつ。医学用・IC基盤・コンデンサなどの材料として利用される。
| 組成面 | 元素系 | ダイヤモンド(C) |
| 酸化物系 | アルミナ(Al2O2):ジルコニア | |
| 水酸化物 | ハイドロキシアパタイト | |
| 炭化物 | 炭化ケイ素(SiC) | |
| 炭酸塩系 | ||
| 窒化物系 | 窒化ケイ素 | |
| ハロゲン化物系 | 螢石 | |
| リン酸塩系 |

| ジルコニア | 室温と焼石温度の間で相転移する性質を利用した部分安定化ジルコニアは高い靭性を持ち、セラミックナイフやはさみなどに使われる。また、高温で固体電解質となり、焼料電池や酸素センサの材料に用いられる。 また、近年、金属に変わる差し歯やブリッジの歯科治療材料(セルコン)として着目されており需要が増えている。 |
| チタンバリウム | 粒子でPTC効果をもつため、ヒータ材料に」用いられる。 |
| Bi2Sr2Ca2Cu3O10 | 高温超伝導セラミックス |
| 窒化ホウ素 | 炭素によく似たグラファイト構造とダイヤモンド構造をとる。 |
| フェライト | 磁性を持ち、変圧器として用いられる。 |
| チタン酸ジルコニア酸鉛 | 高い圧電性からセンサ、アクチュエータに用いられる。 |
| 炭素ケイ素 | 代表的な耐火材。 |
| ステファイト | 代表的な絶縁材料。 |
| YBa2Cu3O7- | 高温超伝導セラミックス。 |
| 酸化亜鉛 | 半導体であり、バリスタの材料。 |
歯科金属の基本知識(Wikipedia)
| 金属名 | 原子記号 | 原子番号 | 元素族 | 分子構造 |
特性、金属アレルギーなど。
| パラヂウム | Pd | 46 | 白金族 | 面心立方構造 (FCC) |
- 希少金属(レアメタル) 60%をロシアに依存 高価で価格変動
- 常磁性体、金属アレルギーが多い。
- 歯の被せ物や詰め物(歯冠修復金属)には、 パラヂウム合金(パラヂウム20%、金12%、銀50~70%)を用いる。
| ニッケル | Ni | 28 | 面心立方構造(BCC) |
- 強磁性体、金属の中で結合エネルギーが最。
- 耐食性が高いことからメッキに汎用される。
- Pdパラヂウムが希少で高価であり、価格変動が激しいことから 代替品としてニッケルへの転用がはかられている。
- 歯科用金属中、最も金属アレルギー性が高い。
| クロム | Cr | 24 | クロム族 | 体心立方構造(BCC) |
- 酸化皮膜に覆われ不動態を形成する。耐食性。
ステンレス鋼:鉄・ニッケル・クロムの10.5%~以上の合金 - 毒性
3価クロムは非毒性で人体必須の栄養素。
4価クロムは発がん性がある。
6価クロムは強度の毒性がある。
| 金 | Au | 79 | 第11族元素 | 遷移金属・面心立方構造(FCC) |
- イオン化傾向は、金属の中で最小であるが、金属アレルギーがゼロではない。
- 伸展性に富む(例 金箔)。
- 金化合物は、一般的に熱力学的に不安定。
光作用により分解し、単体の金を遊離しやすい。
合金中では金はイオン化しても直ちに他の金属により還元され、添加された金属は酸化される。
| 銀 | Ag | 49 | 貴金属の一種 |
- 熱伝導率・電気伝導率が高く、延性・展性に富む。
- 銀イオンはバクテリアなどに対し殺菌力を示す。
- 貴金属の中では比較的変化しやすい。
- 人体の毒性が低いとされるが、化管法で使用料の届出が義務づけられている。
- 安価なため歯科の保険治療で使用される。
| アマルガム |
- 銀と錫の合金に銅や亜鉛を添加して、その粉末を水銀で練和する。
- 有機水銀の毒性が問題となり日本では廃れたが、現在でも毒性が無いといわれる無機水銀を使用する場合がある。



